ランドマークオカヤマ

個人的な記憶の道標

yukuri

yukuriの庭で、

きゅうりのモスコミュールを飲みながら煙草を吸っていると、

ダニエルさんが店から出てきた。

デッキチェアにふたりで座って、

カタコトの英語と日本語でいろんな話をした。

注意深く耳を傾け、

相手の言葉を聞く。

そんな当たり前のことが楽しかった。

ぼくらはゲームのように会話を楽しんだ。

別れ際にダニエルさんは、お勧めのヒップホップDJを教えてくれた。

「mixcloudで検索するといいよ」

と言った。

菜園に如雨露で水をやり、

野いちごとスイカをくれた。

家に帰ったぼくは教えてもらったDJを検索した。

まったくヒアリングできてなかった。

全然でてこない。