ランドマークオカヤマ

個人的な記憶の道標

へべれけがじがじ

ほろ酔いマンションと呼ばれるビルがあって、

一階に、へべれけがじがじ という名前の飲み屋が入っている。

そこの店主が、ガジ君である。

・・・・以上のような前情報を踏まえていないとどうなるか?

という話である。

大阪からの友達を招いてホームパーティーをしていたときのこと。

なんの話の流れだったか、まさおが、

「へべれけのガジが~」

と言い出した。

大阪の友達はそれに反応して、

「なんやそれ、すごい通り名やな!」

と声をあげる。

へべれけのガジ

たしかに事情を知らない者にとっては、

片目のヤス

とか、

韋駄天のタツ

みたいなものである。

しかも、

へべれけのガジ

は、

ほろ酔いマンション

にいるのだ。

もはやほろ酔いなのかべろ酔いなのか分からない。

ぼくがこの間店に行った時には、

カウンターの椅子ふたつ使って寝ていたので後者であったが。